心理データ解析 第2回(1) 

関連を示す

クロス表(分割表)

散布図

国語と英語の得点の散布図を描く。

02021

国語・数学・英語の3次元散布図を描いてみよう。

02022

 

相関

<正の相関関係>
<負の相関関係>

Xの値が増加するにつれてYの値も増加する

  • 散布図は右上がりの傾向を示す。
  • xとyの平均値でデータを分割すると…
    x低 x高
    y高 10 40
    y低 40 10

Xの値が増加するにつれてYの値は減少する

  • 散布図は右下がりの傾向を示す。
  • xとyの平均値でデータを分割すると…
  • x低 x高
    y高 40 10
    y低 10 40

<曲線相関>
<無相関>

XとYに直線的な関係はないが,一定の関係がある

  • たとえば…電化製品の
    • 「機能の少なさ←→機能の多さ」(X)
      「使いやすさ」(Y)
       の相関を算出するような場合。
  • 機能が少なくても,多すぎても使いにくくなると予想できる。
  • 機能が適度なところで使いやすさの得点は最も高まるだろう。

XとYの間には何の関係も認められない

  • 散布図は円に近くなる。
  • xとyの平均値でデータを分割すると…
x低 x高
y高 25 25
y低 25 25

  .00 〜 ± .20  ほとんど相関がない(.00は無相関)
± .20 〜 ± .40  低い(弱い)相関がある
± .40 〜 ± .70  かなり(比較的強い)相関がある
± .70 〜 ±1.00  高い(強い)相関がある
(+1.00は完全な正の相関,-1.00は完全な負の相関)

相関の種類

 
相関係数の名称
値の範囲
適用可能な尺度の水準
適用する場合の条件など
2変数間の
相関関係
独立係数
(定性相関係数)
0〜+1 名義尺度  
φ(ファイ)係数
(点相関係数)
-1〜+1 名義尺度・順序尺度
  • 2変数とも2つの値をとる離散変量
スピアマンの
順位相関係数
-1〜+1 順序尺度  
ケンドールの
順位相関係数
-1〜+1 順序尺度  
四分相関係数
-1〜+1 間隔尺度以上
  • 2変数とも正規分布に従う
  • 2変数は直線的に回帰
  • 2変数とも分割点の上下の度数しか
    情報がない
点双列相関係数
-1〜+1 1つの変数(X)は名義尺度・順序尺度
1つの変数(Y)は間隔尺度以上
  • Xは2つの値の離散変量
  • Yは正規分布に従う
双列相関係数
-1〜+1 間隔尺度以上
  • 2変数とも正規分布に従う
  • 2変数は直線的に回帰
  • 1変数は分割点の上下の度数しか
    情報がない
ピアソンの
積率相関係数
-1〜+1 間隔尺度以上
  • 2変数とも正規分布に従う
  • 2変数は直線的に回帰
相関比
0〜+1 1変数(X)はどの尺度水準でもよい
1変数(Y)は間隔尺度以上
  • Xのそれぞれに対応するYはそれぞれ
    正規分布に従う
  • 2変数間が曲線的回帰
3変数以上の
相関関係
一致係数
0〜+1 順序尺度  
重相関係数
0〜+1 間隔尺度以上
  • 多変量正規分布に従う
  • 直線的な回帰を示す
偏相関係数
-1〜+1 間隔尺度以上
  • 多変量正規分布に従う
  • 直線的な回帰を示す

相関係数を用いる際の注意点


では実際に,相関係数を算出してみよう →次へ


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