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田中秀紀(TANAKA Hidenori)

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プロフィール

臨床心理士を目指し、大学院に進みました。京都の心理相談室から心理臨床をスタートさせ、京都市の公共施設で4年間遊戯療法を中心とした教育相談を行いました。その後広島に移り、大学院付設の心理相談室の運営に関わりながら、心理療法を行いました。愛知県に移ってからは、2歳児の発達相談を経験しました。現在はクライエントと1対1で行う心理療法を行っています。

研究分野および関心がある領域

専門分野は臨床心理学です。心理療法を行っていく中で、人の心が本質的に変わるのはどのようなプロセスや心の作業を経るのかに興味があります。これまでは主に遊戯療法の理論を再検討したり、遊戯療法の事例研究を行ってきました。人の心はその「問題」に正面から向き合うことによってだけでなく、よくわからないところからも変わっていきます。そのため心理療法ではクライエントが持ってくる問題や症状だけでなく、それ以外にその人に影響を与えているものにも注目する必要があります。それらにクライエントが取り組めるようになるには、とても困難な道のりとなることもあります。それにセラピストとしてどのように付き添うのかについて、しっかりと研究していくことが必要だと思います。

学生へのメッセージ

こころが成長したり、変化していくのはとても不思議な現象ですが、それが心理療法の魅力だと思います。実は多くの漫画や小説・物語でも、同じことをテーマに扱っているものが多くあります。教員としては、少しでも心の変化の面白さを伝えられたら良いと思っています。

研究室

26号館3階

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中部大学人文学部心理学科〒487-8501 春日井市松本町1200 電話番号0568-51-1111(代表)